2012年10月29日月曜日

第2回オフ会in白糠 報告

2012年10月21、22日の1泊2日の日程で、「第2回オフ会in白糠」を実施いたしました。

今回は直前で参加できなくなった方が続出し、結局3名だけでこじんまりと開催することになってしまいました。
しかし、その分だけ濃い内容のオフ会になりました。

その様子を以下で報告します。

とりあえず最初に、今回のオフ会の中で出た重要事項をリストアップしておきます。
  • 北海道EVオーナーズクラブ(仮)を立ち上げよう!
    札幌のリーフオーナークラブがあるので、道北圏、道東圏、道南圏から2~3名のEVオーナー(もしくはこれから買うつもりでもOK)を募って、全道規模の活動にしてしまいましょう、という話。ユーザーの声を束ねて大きく、強く発信するための基礎となります。
  • ユーザー主導によるQC(急速充電器)設置プロジェクト
    どうやら北海道では、行政もメーカーもQC設置には及び腰の様子。これはもうユーザー主導で進めてしまえ!というお話。しがらみの少ないユーザーだからこそできることをやってみます。
  • EV化した原付二輪で北海道一周
    現在進行中の原付二輪EV化の集大成として、バイクをバトン代わりにした「北海道一周チャレンジ」をやろう、というお話。「のべ100人、足掛け2年」とか、壮大な感じでやりたいですね。

2012/10/20 12:00

準備のため、私が先行して白糠入りしました。
ここを訪れるのはリーフ200km走破チャレンジのときに続き、2度目です。
お昼には「スパ焼きそば(?)」をいただきました。スパカツに続くご当地メニューになるかも?
白糠での地場産振興について色々と語りつつ、ランチ。

その中で、先週の大雨で発生した地滑りで土石流の被害を受けたのが、なんと知り合いの薫製屋さんだったと判明。Facebookにもその様子がアップされていました。
それで、Y田さんをはじめ友人・知人が復旧支援に乗り出し、手作業で泥を排出するなどし、5日間で営業再開にこぎつけたのだとか。 その結束力と行動力には感心するばかりです。
こういう災害時には公的な支援は期待できないそうです。平時から信頼できる仲間と付き合っておくことが、何よりも大切なのだなぁと改めて思いました。

2012/10/20 13:00

その後、食材の調達のため町に下りることに。

この買出しには私のプリウスに乗っていくことにしました。 リーフ乗りのY田さんに運転してもらって、乗り心地を比べてもらいました。
一番気になったのは「音」だそうです。特に風きり音が大きいとのこと。

次にパワーモードでの加速を体験。
時速60キロくらいからの加速はプリウスに軍配が上がりました。この領域ではエンジンのパワーが効いてきます。
しかし、停止状態からの加速だと、、やはりリーフの電気モーターの威力の方が上でした。 シートに体が押し付けられるようなあの加速感は、電気自動車の真骨頂ですね。

で、町に下りて、駅前の商店街では冷凍ツブを買いました。
これがまた優れもので、一旦中身を取り出して、有毒な唾液腺を除去して、味付けして貝に戻す、という手間をかけた商品なのだとか。

次に、山を登って茶路めん羊牧場へ。 たくさんの羊を飼っている牧場で、なんと言ってもその特徴は、その農場で解体まで行っているという点にあります。普通は屠畜場に持ち込むところを、自前でやっているのには「せっかく育てた羊だからこそ、そのすべてを有効に活用してあげたい」という想いがあるからなのだとか。 そのこだわりは肉質にも現れています。

2012/10/20 14:30

買出しから戻ってきて、「自家用バイオガス発生装置はつくれないか?」とか、そういう話をしながら、札幌から来てくれるA部さんを待っていましたが、なかなか来ない。
これは変だ、と言うことで電話をかけてみたところ、「近くまで行ったけど、たどり着けずに市街地まできてしまった」とのこと。
聞くと、どうやら私が伝えた住所が古かったらしく、以前に旅行村の管理棟があった場所だったそうで、それで迷ってしまったみたい。スミマセンでした。。。
これでようやく、今回の参加者3名(寂しい!)が全員集合となりました。
Y田さんとA部さんはリアルでお会いするのは初めてと言うことで、早速名刺交換に。A部さんのエコ名刺で盛り上がりました。

さて、いよいよオフ会の開始です。
(次回に続く)

2012年10月20日土曜日

原付二輪EV化(16)

しばらくブログ更新できなかったんで、まとめて報告です。

以前の報告でバイクを白糠へ運びましたが、その続報が現地より届いてますので、紹介します。

2012/10/11

ひとつの懸念材料であったモーターと後輪の平ギアへの伝道のシステムですがバイクの初期についていたチェーンをそのまま使用することにいたしました。
モーターに取り付けられて、且、今あるチェーンが使えるであろうと思われるスプロケットを見つけて手配中です。また、ご報告いたします。
そして、同時に次のオフ会までに動かしたいと思いナンバーの取得に動いていましたが素人なもので以前の持ち主である清水さんにも聞きえ~い、とにかく町の行政(わが町では役場です)にいって詳しく聞こうと 思い意気揚々と役場の税務課に乗り込んで行ったのですがあまりにも簡単に「今、ナンバーを持って帰られますか?」と言われ思わず、「はい」と答えてナンバーを取得しちゃいました。
みなさんにも聞かなければならなかったのですが、勢いで取ってしまいました、すいません。でもあとでいくらでも変更は効きますのでお許しください。
ということでナンバーは「白糠町い674」になりました。
まだ、走ることができないのにナンバーが取れるなんて、不思議ですね。

2012/10/12

昨日のバイクナンバー取得をもう少し、自分のわかる範囲で詳しく説明いたします。
まず、125ccまでのナンバー取得は、各市町村で取れるようです。
そして、手続きも各市町村で変わるみたいですので取得する市町村に問合せをするのが良いみたいです。
で、今回はわが町の白糠町の場合です。
まず、電話で問い合わせをしたところ、印鑑と車体番号を書いたメモ等を持参してくださいとのことでした。通常ならばバイク本体に(ハンドルを支えているシャフトが多いらしいです)刻印(打刻)で表示されているとの事で探してみましたがどこにもありませんでした。
 ただ、それらしいステッカーが本体に張られていたのでそれを役場の担当者に伝えたところ、それが車体番号かわからないので写真を撮って 見せてくださいとのことで、昨日写真をもって役場に行った次第なのです。
その、怪しいステッカーにはこう書いておりました。
「運輸省型式・認定番号Ⅱ―1696」その下には「ヤマハ BC-UB02J」
そして、役場の担当者に見せたところ、台帳らしいものをぱらぱらとめくって「んっ~、それらしい登録番号があるので大丈夫でしょう」と「印鑑お持ちですか?あれば今、ナンバーを持って帰ります?」 えっえっ~~~、そんなに簡単でいいの??
  それも発行手続きは無料との事、これは気が変わらないうちに発行してもらうことにしたのです。約5分後、なにかキツネにつままれた感じで手にナンバーと「標識交付証明書」を持っていました。そして、そそくさと役場を出てきました。
という具合です。家に帰ってから電話で名義変更等の手続きを聞いたところ(とってすぐに聞くのも変?)この証明書があればかんたんとの事。
で、まとめです。ナンバーを取るには「車体番号」と「原動機番号」と印鑑があればバイク本体を見せることなく取得できるみたいです。バイクが動こうが動かまいが関係ないみたいですね、こんないい加減でいいのかなあ~。
※原動機番号は「ヤマハ」のメーカー名の次に来る記号の事みたいです。

2012/10/13

ナンバーをとりあえず、バイクに取り付けました!!
バイクらしくなりましたよ。(表現がおかしいですかね?)
もちろん、まだ動かないですが・・・・・。

2012/10/14

もともと使っていたチェーンにあった「スプロケット」と「キー溝」にはめるキーが届きました!!
20日の試運転に向けてばく進中です!!
で、スプロケットを取り付けるにあたって、モーターの取り付けを少し改造中です。
また、報告します!

2012/10/19

先日、とうとうスプロケットを取り付けてチェーンを装着いたしました!! 
これでこのバイクは動くはず!!
明日の白糠オフ会の時に試乗をして、また報告いたします!
こうご期待!!

2012年10月8日月曜日

第2回オフ会開催予定

第2回目のオフ会を開催いたします。

日程は、10月20(土)~21(日)の1泊2日、場所は白糠町青少年旅行村です。
今回はちょっとアウトドアな感じで、バーベキューを食べて、ロッジで寝袋で寝ることになります。

研究発表として、原付二輪EV化と、「日産リーフは200km走れるか?」実験、の2本立てとなる予定です。

興味のある方は会員でなくても参加できますので、気軽にご連絡ください。
連絡は info@cevhok.org まで。

原付二輪EV化(15)

おひさしぶりです。
電気系統をほぼ完成させたものの、チェーンやスプロケットといった駆動系のハードウェアで行き詰ってしまい、暫く放置プレイになっておりました。
しかし、このままではイカンということで、こういう工作が得意という会員のY田さんのところへ持っていって作業を行うことにいたしました。

Y田さんの住む白糠町から、現在バイクのある札幌までは、実に320kmほどあります。東京から名古屋くらいの距離です。
さすが、北海道は広大ですねぇ。こういうチームでの作業を考えると、その広さが恨めしいほどです。

Y田さんに軽トラで札幌まで来ていただいて、札幌でバイクを載せて、白糠へとんぼ返りというハードなスケジュール。一日がかりの仕事になりました。
札幌でバイクを載せて出発!

途中、夕張の物産センターに立ち寄り、巷で話題の「メロン熊」を見てきました。



店内がメロン熊一色で異様な雰囲気。なんか変な宗教なんじゃないか、という疑念を抱きました。
執念のようなものをひしひしと感じます。

そんなこんなで、寄り道しながら無事に搬送は終了。

今後は白糠のY田さんのところで作業を継続いたします。
乞うご期待!

2012年9月8日土曜日

日産リーフは本当に200km走れるのか?

「日産リーフはカタログに”1回の充電で200km走行できます”と書いてるけど、あれって本当なの?せいぜい160kmくらいなんでしょ」という話はよく聞きます。

そんなの、実際に走って確かめたらいいじゃん。 

ということで、当会会員のY田さんが立ち上がりました。
題して
「無充電でどこまで行けるか!リーフ200km走破チャレンジ」
を、構想30分、準備一週間というタイトなスケジュールで実施いたしました。

その模様はY田さんのFacebookにて報告されていますので、是非ご覧ください。
そしてチャレンジの結果、記念すべき9月8日の北海道根室にて「無充電走行距離223km」を達成いたしました!
そのときのルート、および途中途中で撮った写真をGoogleマップで掲載しておきます。



より大きな地図で 無充電でどこまで行けるか!リーフ200km走破チャレンジ(写真あり) を表示


2012年8月20日月曜日

原付二輪EV化(14)

その後、N原さんから以下のレポートが届きましたので、転記しておきます。


途中で製作を中断しておりました電圧電流計が ようやく完成しましたので、簡単にご報告を。

先日、追加注文したマイコンが到着しました。 で、早速組み込んで動かしたところ、どーも動きがおかしい・・・
アレコレ悩んでいろいろ調べたところ、どうや らマイコン以外の制御用ICのひとつが壊れていたようです。
で、こちらも新しいものを調達(こちらは札幌 市内でも手に入るものですのですぐ入手できました)。 その後回路の設計ミスやプログラムの不具合な ど調整し、ようやく完成しました。

小さいデジタルメーターのほうが手元表示用のものです。 上が電圧、下が電流の値を表示してます。
もうひとつの大きいパネルが、「デガデジメーター」です。 同じく上が電圧、下が電流、一番上には電流の値に応じて変化するレベルゲージを作りまし た。 レベルゲージはチョット明るさが足りないようで、思ったような表示にはならなかったです。

ともかくもこれで、今後何かの展示ではこれらが活躍するかもしれません。 あとは、モーターの取り付けや駆動方法の検討、ですかね。

すばらしいですね!
ありがとうございます、N原さん。

電気は目に見えないですから、こういう「見える化」による分かりやすさは重要ですよね。

なかなか改造に時間がとれず滞ってますが、バイクを走れるようにする改造も進めたいです。

これからもご協力をお願いします!

つづく

2012年8月14日火曜日

旭川市のコンバートEV

久しぶりにコンバートEV の事例紹介です。

 北海道新聞で紹介されていた、旭川市の企業「旭ダンケ」さんのコンバートEVです。
昨年12月に完成し、既に社用車として半年ほど活用されているとのこと
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/390024.html


ベースはホンダのアクティバン。
リチウムイオン電池を使い、航続可能距離は120km程度で、高速道路での走行も可能と、実用レベルに仕上げられている。

改造を通じていろいろな技術検証をするのが目的とのことで、コンバートEVはあくまでもその手段だということみたいですね。





2012年7月29日日曜日

「環境広場さっぽろ2012」出展

27日~29日に開催されていた「環境広場さっぽろ2012」に出展してまいりました。

私たち北海道コンバートEV 普及研究会は、NPO法人「ひまわりの種の会」さんのブースを間借りして、展示を行いました。
以前ご紹介した「アポロDCスタンド」のピーターさんと合同で、「家庭からはじめる手作りエネルギーチェンジ」をテーマに、
  • 創エネ=「アポロDCスタンド」で太陽光発電により、エネルギーを作り出す
  • 替エネ=コンバートEVで、ガソリンエネルギーから電気エネルギーに切り替える
  • 活エネ=自分で作ったエネルギーをいろんな形で活用する
という内容の展示を行いました。
イメージとしてはこんな感じ。(PDFファイル
太陽光パネルで手作りした電気で、これまた手作りで電動化したバイクを動かしましょう、というストーリーです。

2012年7月28日土曜日

原付二輪車のEV 化(13)

ついに動きました!

と言っても、かろうじて後輪が回る程度なんですが、とにかく動きました。
感動です!
写真ではよく分からないですが、後輪が回ってます。

ちなみに場所は「環境広場さっぽろ2012」の会場内です。
予想通り開催までには間に合わず、展示ブースの中で組み立て作業を行いました。

 こんな感じで、モーターをフレームに仮止めしています。

あと、実はスプロケットをモーターシャフトに強引にはめ込んでいるだけなので、しばらく回転させてると、ポロっと外れて落ちてしまうような張りぼて状態です。

この短期間では、ここまでで精一杯でした。
いや、この短期間でここまでよくやった、と言えるでしょう。
これも、N原さんが頑張ってくれたおかげです!

で、ブースでの展示の様子はこんな感じになりました。

手書きのポップがいかにも急ごしらえな感じですね。

関心を示してくれたお客さんの反応は大まかに次の3パターンに分かれました。
  1. 目から鱗タイプ:こんな風に自分で電動化の改造をするなんて想像もしなかった。驚いた。
  2. DIYタイプ:自分でも電動化をやってみたい(と思ってた)。
  3. ビジネスマンタイプ:これって商売になるの?(または商売にしてみたい)。
1と2は年配の方に多く、特に2は農家の方が多かったように思います。
やはり農家さんはDIY精神が旺盛なのでしょうか?


さて、今後はこのバイクを公道で走れるようにするために、きちんと駆動部分を作りこんでいく必要があります。

ここからはメカニックの出番です。
技術をお持ちの方にご協力をいただきたいと思ってます。

お手伝いしてくださる方は大歓迎ですよ!

つづく

2012年7月24日火曜日

原付二輪車のEV 化(12)

引き続きN原さんからの進捗報告を掲載いたします。


さてさて、昨日バッテリーも無事届きましたので、本日は早速動作確認を。

・・・の前に、昨日破壊してしまったアウトレット端子部分の修理を。

ちょうど良い、黒いねじがありましたので、こいつでさくっと取り付け。
うん、良い出来ですね。
最初っからこうしておいて欲しかった・・・

で、アウトレットコードはまだちゃんとしたものを調達してませんが、とりあえず写真のような感じで配線。
いざ、バッテリーの鍵をONにしてみます。
すると・・・

2012年7月23日月曜日

原付二輪車のEV 化(11)

引き続きN原さんからの進捗報告を掲載いたします。

バッテリー、きた〜〜!!


発送が遅れていたバッテリーですが、なぜか早々に届きました。
今日の日中に届いたようです。

で、早速充電を、と思ったのですが、どうやら親切に(?)充電済みで送ってきました。
(途中でショートしたらどうするんでしょうねぇ・・・)

相変わらずの簡易包装で(あまりにもひどかったのですが写真撮り忘れました)、説明書もなし。
本体には中国語でいろいろ書いてありますが、・・・読めませんorz

ところで、いくら探しても、アウトレットコードが入っていません!!
どうやって使えばいいのでしょう?

2012年7月22日日曜日

原付二輪車のEV 化(10)

作業を引き継いだN原さんからの進捗報告を掲載します。
着々と進んでいます。

本日丸一日かけて、原チャリEVの電気配線を実施しました。

モーターとバイクを並べてみると、意外と小さいことが良くわかります。

スロットルレバーは思ったよりも簡単に外れました。
今回手配したスロットルコントローラーを取り付けると、意外とジャストフィット。

2012年7月21日土曜日

原付二輪車のEV 化(9)

「良いニュースと悪いニュースがある。どちらを先に聞きたい?」
な感じのセリフは映画でよく聞くけど、まさにそんな感じの事が。

では、まずは良いニュースから。
TNC scooter に発注してたモーター類が届きました!
これでようやくEV化本編が開始できます。
こんな感じの小包で、思ったよりも小さかったことにびっくり。
「パーツ全部入ってるのか?」とちょっと不安に。
さっそく開けてみると、全部ありました。
でも、モーターがこんなに小さかったとは。
写真で見てた時はもっと大きい印象だったので拍子抜けでしたが、ずっしりとした重量感はすごかったです。
小包の外箱を持った時よりも重く感じました。

 次は悪いニュース。
aliexpress で発注した36Vバッテリーが、先方の都合で出荷が1週間近く遅れ、本日ようやく出荷されました。(ああ、やっぱり中国は。。。)
来週の環境広場さっぽろに間に合うかどうか、微妙になってまいりました。

流石にバッテリーなしでは展示しても意味がないので、急遽会員のA地さんに相談したところ、「中古のバッテリーで良ければお貸ししますよ」と心強いお言葉をいただきました。
A地さんありがとうございます!
いざというときは頼りにさせていただきます。

これからの作業は電気系がメインになりますので、N原さんにバトンタッチ。レンタカーにバイクを載せてN原さん宅に移動しました。
今までずっと室内の作業だったのですが、屋外で見るとなんだか小さく見えますね。

N原さんが進めている、電流・電圧メーターの工作物も見せてもらいました。

うーん、すばらしいですね。
実際に動いているところは展示会にて。

搬入の都合もあり、実際に作業できるのは25日まで。
懸念した通り、事前に動くところまで作りこむことはできそうにありません。

ということで、環境広場さっぽろでは「実演!バイクの電動化改造」をお披露目することになりますね。
「会場で改造を一緒に体験しませんか?」的な内容になりそうです。

つづく

2012年7月16日月曜日

原付二輪車のEV化(8)

ようやくテスターを入手したので、昨日の続きをやってみました。

9V電池をつないで作った36V電源(測ったら39Vくらいありましたけど。。。)をDC-DCコンバーターに接続。




うん、この時点では特に発熱したりとか、異常はなさそう。

では、テスターで電圧を測ってみましょう。

約12Vでした。
若干低めな気もしますが。。。

実際に大きな電流を流してみないと本当に大丈夫とは言えないですが、ひとまず動作してることが確認できました。

つづく

2012年7月15日日曜日

原付二輪車のEV 化(7)

昨日届いたDC-DCコンバーターの動作確認を何とかやりたいので、こんなのを作ってみました。
 分かりにくいかも知れませんが、これは9Vの箱型乾電池を4つ直列につないだものです。
これで36Vになります。

原付二輪車のEV 化(6)

札幌のN原さんも独自に作業を進めてくれています。

バッテリーの残量や、モーターの稼働状況を見える化するために、電圧・電流計を作成していただいてます。
何やらいろいろと電子パーツを秋葉原から取り寄せて、自分で回路を作って組み立てているようです。
すごいですねー。
こんな感じの表示になるらしいです。

スロットル開けると、モーターにガーッと電流が流れて、数値がみるみる増えてくとか、ちょっといいじゃないですか!いやー、楽しみです。

つづく


原付二輪車のEV化(5)

まずは1つ目のパーツが届きました。
aliexpressで注文したDC-DCコンバーターです。
とりあえずは、無事に届いて良かったです。
でも、パッケージの箱はつぶれてるし、開けてみたら説明書も何も入っておらず、ただこの部品だけが入ってました。
う~ん、流石は中華クオリティ(?)
 大丈夫だろうか。。。
動作確認をしてみるまでは安心できません。

2012年7月8日日曜日

原付二輪車のEV化(4)

ようやくパーツ購入のリストアップができました。
あ~、すごく遅くなってしまった。。。

本当にこのパーツでいいのか?を判断するのに、前提知識が無いものだから、あちこち色んなことを調べる必要があって、すごい時間がかかりました。

それでも調べればほとんどのことは知ることができるので、インターネットはすごいなぁ、と改めて思いました。

で、最終的に選んだパーツのリストが以下です。
初めての海外からの買い物なので、ちょっとドキドキしてます。

2012年7月7日土曜日

原付二輪車のEV化(3)

本日は札幌のN原さんが手伝いに来てくださいました。
フロアジャッキをはじめ、いろいろと道具を持ってきてくれて、本当に助かりました。 ありがとう、N原さん!
多大なるご協力をいただき、本日ついにエンジンを降ろすことができました!
以下、レポートです。

N原さんがエンジンを載せる板にキャスターをつけてくれました。
これで、降ろした後の移動も楽になるはず。

で、その板をエンジンの下にあてがい、ジャッキアップします。
 ここでもN原さんの持ってきてくれた荷造りバンドが活躍しました。


2012年7月3日火曜日

原付二輪車のEV化(2)

先日のエントリ書き込まれていたコメントで「レンチにパイプをつなげて長くするとよい」と知りました。(ありがとう、白糠のすごい人!)
で、うちに金属性のパイプなんてないよなー、と思っていたのですが、部屋の中を眺めていて見つけました。
これです!

 そう、自転車のサドル部分のパイプです。
レンチの持ち手部分のゴムをはずせば、すんなりパイプにはまりました。

2012年7月1日日曜日

原付二輪車のEV化(1)

昨日もらってきたバイクの分解に着手しました。

こちらのブログを参考にエンジンの取り外しに挑戦。
燃料パイプやらの取り外しは簡単に終わり、マフラーの取り外しに取り掛かりました。
ボルトが固くて苦労しながらも進めていましたが、重大な問題に遭遇!
マフラー付け根のナットが錆びて腐食していて、スパナで回せなくなってました。回そうとするとボロボロと崩れていくので、どうにもならず。

ボディの方はさほどひどくなかったから油断してたけど、エンジン回りの腐食がすごかった。。。

原付二輪車のEV化に着手

7月に開催される「環境広場さっぽろ2012」への出展を目指して、二輪車のEV化を検討していたところ、先日会員の方から「廃車になったもので良ければ差し上げます」とご連絡をいただき、本日受け取ってまいりました。

これです!
ヤマハのメイト90という二輪車です。
あちこち錆びてしまってますが、腐食してボロボロってわけでもなく、磨けばきれいになると思います。

私はマンション住まいで外に置いておく場所がないため、室内に持ち込みました。(思ったより重くて難儀しました)
ただでさえ狭いワンルームなのに、さらに部屋が狭くなってしまいました。。。
これからエンジンなどの取り外しに取り掛かります。
なんだか分解するのってワクワクしますね。子供の頃にいろんなものを分解して遊んでたのを思い出しました。

ど素人なので、じっくり見回してもどうやって分解すればいいか目途が立ちません。
そんな時はグーグル先生に聞いてみよう!ということで調べてみると、見つかるものですね。
こちらのブログに、丁寧にエンジンを下す手順が書かれてました。
うーん、ジャッキが必要か。どうしよう。。。

つづく

2012年6月26日火曜日

第1回オフ会、居酒屋での雑談まとめ

第1回オフ会、居酒屋「北の栖」での交流会にて。

とにかく、横田さんがいろいろとすごい人だということが分かり、皆で質問攻めにしてしまいました。
思わずヒートアップして、結構プライベートなことまで聞いてしまいましたが、今にして思えば不躾だったかも、と反省しております。。。

ここでは、そんな盛り上がりを見せた横田さん秘話(?)の中から、公表しても問題なさそうな部分をご紹介します。
(でも、公表できない部分の方にすごく興味深いお話があったりして、参加者だけの特典ですね)

第1回オフ会、ディスカッションまとめ

長くなってしまったので分離しました。
第1回オフ会のディスカッションの内容まとめです。

  • 横田さんから、全国のコンバートEV関係の団体(日本EVクラブや地方支部など)の情報提供がありました。内地では既に「EVにコンバートするだけ」では時代遅れになりつつある(北海道は5年くらい遅れている)こと、商業化を目指すグループと趣味的な研究を続けるグループの2極化が進んでいる事、などが分かりました。
  • 個人の趣味レベルでは盛り上がる話も、ビジネス(商売)の話を出すと途端に引かれる、という意見も。損得勘定が始まるとギスギスして話が立ち消えてしまったりすることも。
    なので、当研究会のような「非営利・中立」的な立場だからこそできる提案とかコーディネートの余地は大きい。
  • コンバートEVはやっぱり事故があった場合の補償問題がネックになるので、「改造を請け負う」というビジネス化は難しい。オーナーにもある程度のメカ知識、および使うための工夫が必要となるため、単にコンバートして「EV化中古車」を売ったとしても、結局使いこなせなくて(手に余って)ゴミになってしまうという問題もある。実際、そうやって「作ってみたけど、結局使ってなくて」というコンバートEVはゴロゴロしてる。
  • 「ちょっと不便だけど、工夫して使いこなすのが面白い」と思える人じゃないとEVのオーナーには向いてない。実際、横田さんもリーフのそういう「一癖あるアナログ部分」に魅力を感じている。乗る人によって航続距離は大きく変わる=乗り手の技量が反映、というアナログ部分の余地が大きいという、デジタル最先端なEVの逆説的な面白さ。(ぐるっと一回りしてアナログ的になったみたいな)
    また、機構的なシンプルさが女性にとってとっつきやすいらしい。エンジンオイルがどうのとか冷却水がどうのというのが女性は苦手。スイッチ入れるだけで動くシンプルさが、逆に乗り手の技量次第で性能を引き出せるアナログさにつながっているのかも。
  •  市販EVのオーナーがすべて環境意識が高いかというとそうでもない。単に新しいクルマ、走りが面白いクルマとしか思ってない人も結構多いらしい。EVオーナーの環境・エネルギーへの関心を高める取り組みも実は必要。
  •  「北海道のEVポータル」の阿部さんと話したように、「EVって実際はこうなんだよ」というオーナーの声をもっと強くアピールする必要性を感じる。EVを販売しているディーラーの人が実はEVを乗りこなせていない、というのも結構問題。売り手がEVにほれ込んでいれば、自ずと売り方も変わってくる(実際、横田さんがリーフ購入を決めたのも、ディーラーの営業さんがそういう人だったから、という部分が大きいらしい)
  • 説明資料の最後の図を使って、「改造に興味はないけど、クルマ好きで環境意識のある人」に分類される”市販車EVのオーナー(環境型)”の方々や、「クルマに興味はないけれど、手作りや環境に興味のある人」に分類される”DIY・手作り派”の人々(たとえば、ピーターさんのような人)も巻き込むことで、活動の幅を広げる可能性があります。「コンバートEV」に限定してしまうと対象となる人も少なくなってしまいますが、左右にちょっとずらしてみることで、興味があてはまる人は結構多くなるはず。

2012年6月17日日曜日

第1回オフ会の報告

6月16日に開催した第1回オフ会in帯広が無事に終了いたしました。
参加してくださった皆様、お疲れ様でした。
それぞれが近い関心を持っていたためか、初対面でもいきなり話が盛り上がり、結構熱く語り合うことができ、とても楽しいひと時でした。
語り合う中で当会の方向性についてもかなり明確になったと思います。
非常に有意義なオフ会となりました。皆さん、ありがとうございました。

今回はスケジュールが合わなかったり、直前で体調を崩したりで参加できなかった方もいらっしゃいますので、今後も継続してオフ会は開催していきたいと思います。

それでは、オフ会の様子を報告いたします。
※話すのに夢中で、写真をほとんど撮れませんでした。スミマセン。。。

2012年6月3日日曜日

dcstand.comを取材

dcstand.comのピーターさんに話を聞いてまいりました。

この度、7月27~29日開催の「環境広場さっぽろ2012」に共同で出展することになり、その打ち合わせを兼ねての取材でした。

ピーターさんは、「アポロDCスタンド」を考案し、キット販売を行っています。
コンセプトは「ワイフも納得!お庭に似合う手作りソーラー発電スタンド」といった所でしょうか。
ソーラー発電というと、どうしても理系のイメージで、デザインも合理的で武骨なものが多い感じがあります。
ピーターさんは奥さんの意見を重視し、「これならお庭に置いてもいいかな」と思わせるデザイン性を重視したとのこと。それでいて日曜大工的な、お父さんも楽しめる「手作り感」も大事にしていますので、お父さんもお母さんもうれしい。
家族円満を重視した設計思想が面白いな、と思いました。

DCスタンドで作った電気を、直流12Vのまま室内に引き込み、電気スタンドやスマートフォンの充電などに使っています。
使っているアダプターやコンセント類は、近くのカー用品店ですぐに入手が可能なものばかり。
DC12Vを使うことで、既にカー用品という成熟した市場が存在するのが強み、とのこと。
いざとなれば、車載用のインバーターを使って交流100Vの機器も使用できますが、できるだけDC12Vにこだわっています。

たとえば、この電気スタンドの電球型蛍光灯はDC12V対応品だったりします。ドイツ製だそうです。
DC12V対応電球

2012年6月1日金曜日

「北海道の電気自動車ポータル」を取材

先日、「北海道の電気自動車ポータルサイト」やFacebookの「電気自動車北海道」を運営している阿部さんに会ってお話を伺ってきました。
電気自動車の可能性にほれ込みユーザーやファンの立場から活動なさっている方で、その考えに共感し、初対面にも関わらず大いに盛り上がってしまいました。

阿部さんは、「様々なエコな素材をつかった名刺」を取り扱う印刷業を営んでおられ、もともと環境や社会貢献への意識は高かったご様子。
昨年、懇意にしている日産が電気自動車を出すということで、以前からの懸案であった”仕事で使う自動車もエコ替えしたい”を実行に移されましたが、
最初は”電気自動車なんてホントに使えるの?”と半信半疑だったのに、リーフに試乗したとたんにすっかりハマってしまったそうです。

以来、電気自動車の熱烈なファンとなり、本業の利害とは全く無関係に、その普及を応援するべく活動を開始。
これまでにテレビなどの取材も数回あったそうで、その活動は着実に成果を刻みつつあります。

2012年5月21日月曜日

当研究会と企業との関係について

一般の方から、「当研究会とEVファクトリーさんに何か関係があるのか?」というご質問をいただきました。
結論から申しますと、当研究会とEVファクトリーさんの間には、一切関係はございません。(会員にも関係者はおりません)

EVファクトリーさんに限らず、当研究会は(現在のところ)いかなる企業とも関係を持っておりません。
あくまでも「コンバートEVに関心を持つ個人の集まり・活動」であり、意見交換や情報交流を目的とした非営利の団体です。

現時点ではコンバートEVを前面に出して活動されている企業は少なく、どうしてもEVファクトリーさんをブログ上で取り上げる機会が多くなってしまいました。
理由としてはそれ以上でもそれ以下でもございません。


今回の質問で、こういう誤解を与えてしまう可能性があることを知ることができたのは貴重な体験でした。
今後、ブログで企業の活動を取り上げる際には、特に注意していこうと思います。

2012年5月9日水曜日

第1回オフ会 in 帯広 の詳細

第1回オフ会について、詳細を決定しましたのでご連絡いたします。
☆ホテル予約の都合で、5月18日が参加締切になります。ホテル不要ならば当日参加も歓迎です! → info@cevhok.org までご連絡ください
とにかくコンバートEVに関心を持つ仲間同士で顔合わせをして、もっと熱くなろうぜ!というのが趣旨だと思ってます。

  • 日時: 6月16日16:00より
  • 場所: 帯広市
  • タイムテーブル:
    • 16:00 ふく井ホテルのロビーに集合
      ※ホテルは15:00チェックインですので、早めに来て温泉を楽しむのも良いでしょう
    • 16:30 貸会議室にて自己紹介&ミーティング
      • 自己紹介と名刺交換
      • この会の趣旨と今後の活動方針について
      • 横田さん(&芦中さん)によるEVジムニー制作秘話!
      と言った内容で考えております。
    • 18:30 帯広市内の居酒屋にて交流会
    • 21:00 ホテルに戻って自由時間
    • 翌17日 9:30 ホテルにて解散
      ※17日の予定は臨機応変で
  • 会議室:
    山六かじのビル http://vintagebuilding.jp/
  • 交流会の居酒屋:
    居酒屋北の栖 http://www.kitanosumika.com/
  • 宿泊予定のホテル:
    ふく井ホテル http://goo.gl/jwm6W
    源泉かけ流しのモール温泉付き!
    1泊5500円(朝食付) 駐車場1泊525円
    ※禁煙ルームで予約してます
  • 費用(一人当たり):
    貸会議室料金 600円
    交流会 3~4千円
    +ホテル料金
    で、1万円程度と見込んでます。
  • 資料
    当団体の説明
    参考資料:コンバートEVと太陽光発電の連携

2012年4月25日水曜日

第1回オフ会開催について

北海道コンバートEV普及研究会の第1回オフ会を開催いたします。
詳細はこちら

現在のところ、5月19(土)、20(日)6月16・17日の1泊2日、場所は帯広の温泉旅館で予定しています。
今後変更の可能性あり

一応、EVジムニーを制作した横田さんのお話を聞かせていただくことをテーマとしていますが、
顔合わせが主な目的なので、とにかく会って、酒を酌み交わし、語り合うことが主眼となると思っています。

もし興味があって、参加したいという方がいましたら、5月20日までに info@cevhok.org までご連絡ください。
(飛び入りも可能かも知れませんので、ご相談ください)