(以下の情報で何か間違いや補足があればコメントをお寄せください)
- 北海道EV・PHV普及促進検討研究会
北海道が中心となって設立された、産官学が参加する団体。
初期需要の創出、充電インフラの整備、利用実態調査および普及啓発を目的に活動している。
北海道特有の課題の抽出と解決策の検討、も活動内容に謳われているが、現時点では特にこれといった取り組みはない模様。
これまでのところ、アンケート調査と普及啓発イベントが実施されているようだ。
ホームページを見てもあまり活動の内容を伺うことは出来ず、活発な感じではないようだ。
今後の活動に期待したい。 - オホーツクEV推進協議会
道東地域でEVの普及促進を行っている団体。
北見工業大学の高橋教授が中心となって設立された模様。
EVを活用し環境にやさしい観光を推進する、ことを主な目的として活動している。
知床や釧路湿原など、豊かな自然を観光資源として有する地域であるため、環境調和型観光産業におけるEVの重要性が意識されている。
目的が明確である分、上記の「北海道EV・PHV普及促進検討研究会」と比べてより具体的に活動が実施されている様子。
充電インフラ整備も、宿泊施設や道の駅など、観光ルートを意識して着々と進められている。
道内外からモニターを募集して、EVレンタカーによる観光をしてもらう実験が行われており、かなり取り組みが進んでいるように見受けられる。
ホームページを見ても、その活動の活発さが伺える。
おそらく、道内で最もEV普及の取り組みに力を入れている団体と思われる。 - 北海道委託事業「次世代自動車産業集積促進事業」の受注コンソーシアム
こちらの事業を受託するために結成されたコンソーシアム。
以下のメンバーからなる。- 株式会社電通北海道
- 地方独立行政法人北海道立総合研究機構
- 社団法人北海道機械工業会
- 株式会社シナジープラス
- ヱル電株式会社
- 株式会社コスモメカニクス
- 株式会社ダイナックス
- 株式会社日本除雪機製作所
特にコンソーシアムとしての情報は公開されておらず、実際の活動は不明。
北海道におけるEV産業育成に大きく貢献する事業であるため、ぜひとも実績を残して欲しいところ。
今後の動きに注目。 - 北海道自動車産業集積促進協議会(HAIA)
北海道が中心となって産官学で結成された、自動車関連の産業振興を行う団体。
最近になって、EVに関連するセミナーを数回実施しており、業界でもEVの存在感が大きくなっていることを伺うことができる。 - 札幌商工会議所 運輸・自動車部会
9月14日と10月24日の2日間、次世代自動車セミナーが開催される。
他にもEV関連の勉強会や見学会などが企画されているとのこと。
札幌拠点の事業者の方は一度問い合わせてみると良いでしょう。 - トヨタ自動車北海道
スポーツ車「MR-S」を電気自動車に改造した。(記事)
さらに改造を進めて、ボディをカーボンファイバー強化プラスチック製にし、軽量化を行ったバージョンで、EVレースに出場するとのこと。
また今後、北海道大学が開発した「レアアースを使わないフェライト磁石モーター」を使った、「ヴィッツ」ベースの改造EVの試作も実施予定。(記事)
現在のところ、北海道で最もEVに力を入れている企業と言える。
ただ、親会社のトヨタ自動車との関係があって、今後どう転ぶかは不透明と思われる。 - 函館バス商会
3月末に三菱のミニキャブをEVに改造し、8月にようやくナンバーを取得できたとのこと。(記事)
今後のEV普及を見据えた取り組みの一環とのことで、当面はマラソンの先導車などとしてEVの広告塔に役立てていくそうだ。
将来的にはバスとかトラックのコンバートにもチャレンジして欲しい。
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